ラブブは世界中で人気のコレクションですが、その分、偽物(ラフフ)も数多く出回っています。
ぱっと見では正規品そっくりなので、知識がないと間違って買ってしまうことも…。
そこで今回は、ラブブの偽物(ラフフ)を見分けるための4つの基本チェックをわかりやすくまとめました。
以下が偽物チェックポイントです。
- QRコード:最優先で確認すべき
- 外箱:紙質・印刷の精度・文字フォント・開けやすさ
- 中袋:文字フォント・内側プリントの有無・付属カード
- 本体(ぬいぐるみ)の作り:色味・縫い目・足裏やタグに印字された文字の違い
この4つを押さえておくだけで、偽物をつかむリスクをぐっと減らせます。
安心してラブブを集めるために、ぜひ最後まで読んでチェックしてみてください。
【見分け方1】QRコードで真贋を一発チェック

ラブブの偽物を見分けるうえで、一番確実でシンプルなのがQRコードの確認です。
箱や本体(ぬいぐるみ)タグにあるQRコードを読み取るだけで、正規かどうかを判別できる仕組みになっています。
偽物でもQRコードが貼られていることはありますが、読み取った先の表示内容に注目すればすぐに違いが分かります。
チェック手順
- ステップ1:箱やぬいぐるみタグのQRコードをスマホで読み取る
- ステップ2:PopMart公式の認証ページにアクセスできるか確認
- ステップ3:箱の場合はシリアルナンバーを入力して「検証」ボタンを押す
- ステップ4:表示された結果が「正規品(Genuine)」「初回認証(First time verification)」かどうかを見る
正規品の場合

https://www.youtube.com/watch?v=IcQmqHbSLq4
- 読み取り後、公式の認証ページにスムーズに飛ぶ
- シリアル入力で「正規品」「初回認証」と表示される
- 表示文言や日本語が自然で、画面の挙動も安定している
偽物の場合

- QRコード自体が存在しない、または印字が雑
- 公式ページに見せかけた怪しいサイトに飛ぶことがある
- 結果が「無効」「検証回数が超過しました」と表示される
- ページの動作が遅い、不自然な翻訳文が出る

注意すべきポイント
- 正規品でも販売店で事前にスキャンされていると「初回認証」が出ないことがある
- その場合は購入店に「スキャン履歴」を確認するのが安心
- 「公式ページっぽい見た目」だけで安心せず、文言の内容まで必ず確認する
- 認証に失敗したら、スクショを残し購入履歴と一緒に販売元へ問い合わせる
QRコードは一見すると単純ですが、表示される結果まで確認することが大事です。
リンク先を見ただけで安心せず、文言や認証状態までしっかりチェックしましょう。

正直、いろんな見分け方があるけど、QRが一番ラクで確実。スマホでピッとやって「初回認証」って出たら安心感が全然違いますね。
【見分け方2】外箱のチェックポイント


ラブブの真贋を見分けるとき、外箱の作り込みはとても重要です。
正規品と偽物では、紙質・印刷・加工の精度に明らかな差があります。
ぱっと見は同じでも、手に取ってみると違和感を覚えることが多いので、購入時には必ず外箱をよく観察してください。
紙質と手触り


- 本物:厚みがあり、表面にしっかりとしたラミネート加工。指でなぞるとほんのり凹凸や立体感を感じる。
- 偽物(ラフフ):薄めの紙でペラッとした印象。表面がフラットで、触ったときに高級感がない。
印刷の精度


- 本物:色の発色が鮮やかで安定。細かい文字までくっきり印刷され、にじみやぼやけがない。
- 偽物:色が少し沈んで見える。文字やイラストの輪郭が甘く、近くで見るとにじみが目立つ。
箔押し・加工


https://youtu.be/YyQpCwIrVHc?si=PgDuwuwamc9Rk_16
- 本物:シリーズによって箔押しやメタリックインクが使われており、光の角度で自然に輝く。
- 偽物(ラフフ):光沢はあるが、反射が単調。ラインや模様がなく、のっぺりした印象になりやすい。
開封ストリップ・ミシン目




- 本物:赤い開封ラインがきれいに入っており、スッと開けられる。ミシン目も均一で角の処理が丁寧。
- 偽物(ラフフ):ストリップがあっても破れやすく、無理に力を入れないと開かない。ミシン目が荒く、角が潰れていることも。
全体的なフォントの違い


- 本物:フォントが均一。印刷が鮮明。
- 偽物(ラフフ):フォントが太かったり薄かったりとブレがある。
外箱は「箱だから大した差はない」と思いがちですが、実際には偽物を見抜く大きなヒントが詰まっています。
印刷の鮮明さや開封ストリップの仕上がりなど、細かい部分にこそ注目してみてください。



外箱を比べてみると「なんか安っぽいな」って分かるんですよね。正規品の箱は触った時の質感も違うし、手に取れば少しずつ分かってくると思います。
【見分け方3】中袋のチェックポイント


ラブブはブラインドトイなので、外箱を開けると中袋(ブラインド袋)が出てきます。
この中袋の仕様も、正規品と偽物を見分ける大きなヒントになります。
特に文字フォントと内側プリントの有無の違いに注目してください。
文字フォントの違い


箱と同じように、文字フォントを見ると正規品とは違う場合があります。
【重要】内側プリントの有無


- 本物:袋の内側に「POP MARTロゴ」や「MONSTERS」の文字、シリーズごとのシンボルが印刷されている。光の角度によって透けたり反射して見えるのが特徴。
- 偽物(ラフフ):内側は無地の銀色で、プリントが一切ないことが多い。


付属カード・袋


- 本物:キャラクターカードが必ず同梱されている。紙質がしっかりしていて、発色も鮮明。付属袋の印刷も丁寧。
- 偽物(ラフフ):カードが入っていないことがある。入っていても紙が薄く、色がくすんでいる場合が多い。
注意点
- 中袋の仕様はシリーズやロットによって差があるため、「プリントがない=必ず偽物」とは断定できない。
- ただし、文字フォント・内側プリント・カードの有無・印刷品質を総合的に見ると、偽物を見抜く大きな材料になる。
普段あまり意識しない中袋ですが、実は真贋を見分けるサインがしっかり隠れています。
開封時には必ず確認する習慣をつけましょう。



THE MONSTERS Big into Energyシリーズなら、袋の内側を見ると「あれ?なんか違うな」ってすぐ気づけます。
【見分け方4】本体(ぬいぐるみ)の作りをチェック


最終的に一番大事なのは、ラブブ本体(ぬいぐるみ)そのものを見極めることです。
偽物は外箱や袋を正規品そっくりに作っていても、ぬいぐるみの細部にはどうしても粗が出ます。
色味や縫製の丁寧さ、タグや足裏の文字フォントまでしっかり観察すれば、正規品との違いが見えてきます。
色味の違い


- 本物:発色が鮮やかで、毛並みや全体のカラーが安定している。シリーズごとの色合いが統一されている。
- 偽物(ラフフ):色が薄い、あるいは妙に濃いなど、発色にムラがある。毛並みがくすんで見えることも多い。
ステッチ(縫い目)


- 本物:縫い目が均一で、ほつれや隙間がほとんどない。耳や顔まわりも丁寧に処理されている。
- 偽物(ラフフ):縫い目がガタガタで、糸が飛び出している。耳の端や顔まわりに白い隙間が見えることもある。


顔や形の仕上がり


- 本物:目・鼻・口の位置が安定していて、全体のバランスが整っている。形も丸みがあり、均一。
- 偽物(ラフフ):顔のパーツが微妙にズレている。片目が大きく見える、鼻が傾いているなど、不自然さがある。形も平べったかったり、左右非対称になりやすい。
足裏やタグの文字




- 本物:足裏の「PopMartロゴ」や「MONSTERS」表記が鮮明。フォントが均一で、にじみがない。タグの印字もくっきりしている。
- 偽物(ラフフ):印字がぼやけていたり、線が太すぎたり薄すぎたりする。タグのフォントに違和感があり、安っぽい。


印刷の精度


- 本物:歯や爪などの細部まで綺麗に印刷され、ムラやインクのはみ出しがない。
- 偽物(ラフフ):歯の形がいびつだったり、インクがはみ出して汚れている場合がある。
ラブブのぬいぐるみは手にした瞬間の「完成度」で違いが分かることが多いです。
外箱や袋だけで判断せず、最後に必ずぬいぐるみ自体の縫製や色味、タグをじっくり見て確認しましょう。



上記のポイントを踏まえて本体のぬいぐるみを並べてみると「これ偽物だな」って少しずつわかってきます。
よくある質問(FAQ)
Q1. QRコードが「検証回数超過」と出ました。正規品でしょうか?
A:一度スキャンされると「初回認証」ではなく「検証回数超過」と出ることがあります。購入店で事前に確認されていた可能性もあるので、必ず購入履歴と一緒に販売元へ問い合わせましょう。
Q2. 外箱の赤い開封ラインがあるのに偽物でした。なぜですか?
A:偽物でも赤いラインを真似ていることがあります。大事なのは、ラインの精度(開けやすさ)やミシン目の均一さ、印刷の鮮明さです。ラインがあるだけでは正規品とは言えません。
Q3. 中袋の内側プリントがなかったのですが、偽物ですか?
A:シリーズや生産ロットによって袋の仕様が違うことがあります。プリントがなくても正規品のケースはあるので、QRコードやぬいぐるみの縫製・タグ印字も合わせて総合的に判断してください。
Q4. 偽物でもQRコードからPopMart公式ページに飛ぶことはありますか?
A:はい、あります。ただし偽物の場合は「無効」「検証回数超過」などの表示が出たり、翻訳が不自然なページが表示されることが多いです。認証の表示内容まで必ずチェックしてください。
Q5. 本体のステッチや色味に少しムラがあったのですが、それだけで偽物ですか?
A:正規品でも個体差で多少の縫い目のズレや色の濃淡があることはあります。ただし、縫い目が大きくガタついている、タグの文字がにじんでいるなど複数の要素が揃った場合は偽物を疑いましょう。
Q6. なんで偽物を「ラフフ」って言うの?
A:「ラフフ(Lafufu)」っていうのは、ラブブ(Labubu)の偽物を指すときにファンやコレクターの間で使われている呼び方です。もちろん公式な名前じゃなくて、あくまでみんなが面白がって付けたあだ名みたいなものです。
呼ばれるようになった背景はいくつかあって…
- 偽物があまりにも多いから、「もうラブブとは別物だよね」と区別したい気持ちがあった
- ジョーク混じりで呼ぶことで、偽物に対する怒りやガッカリ感をちょっと和らげている
- SNSや動画で「ラフフ開封」なんてネタが拡散されて、ネットミームみたいに広まった
中には「ラゴゴ」とか「ラババ」「ラププ」みたいな別の呼び方をして遊ぶ人もいて、本物との差を皮肉りつつ、半分ネタとして楽しんでいる感じです。
※参考サイト:中国発の「ラブブ」、模造品「ラフフ」まで必須アイテムに その理由は?
Q7. 安く売っているショップは危険ですか?
A:相場より極端に安い場合は偽物の可能性が高いです。正規の販売店や、口コミが多くて信頼できて保証もある「大手通販サイト」で購入するのが安心です。
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まとめ|ラブブの偽物を見抜く4つの基本
ラブブは人気が高い分、偽物も巧妙につくられています。
けれど、今回紹介した4つのチェックを意識すれば、正規品と偽物(ラフフ)を見分ける力がグッとつきます。
振り返りポイント
- QRコード:初回認証が出るかどうかが最重要
- 外箱:紙質・印刷精度・文字フォント・ミシン目や箱の開けやすさを確認
- 中袋:文字フォント・内側プリントの有無、付属カードの有無や品質に注目
- ぬいぐるみの作り:色味・ステッチ・顔と形のバランス・タグや足裏の文字の鮮明さ
どの項目も一つだけで断定するのではなく、複数を合わせて総合判断することが大切です。
少しの違和感を見逃さず、じっくり観察すれば偽物を回避できます。
安心してラブブをコレクションするために、今日からぜひこのチェックを実践してみてください。



やっぱり人気アイテムだからこそ偽物は必ず出ますよね。でも、見分け方が分かれば、好きなものを安心して集められますね。
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