振動マシンは腰に悪い?効果的な乗り方とは?【2020最新版】

振動マシンはダイエット目的で、気になる部位のシェイプアップをするために購入する人が多いです。
ただ、この振動マシンって、腰痛の人が使うと悪化するのでしょうか?
わたしはそれが気になったので、「現代の腰痛における振動マシンの効果」について徹底調査・考察してみました。
この記事を読めば、「腰痛の人が振動マシンに乗ってよいのかどうか?」と、「効果的で正しい振動マシンの乗り方」を知ることが出来ます。
まず、腰痛の原因・治療法について

腰痛の原因は様々ありますが、
「筋肉の衰え」
「血行の悪化」
「骨の老化」
なども原因の一つと言われています。
(※参照「タケダ健康サイト」:https://takeda-kenko.jp/navi/tsukare/youtsuu/cause.html)
また、腰痛が起こった時は「動かさないで絶対安静が良い」と昔はよく言われていましたが、それは今では「間違い」というのが世界の共通認識になっています。
世界の多くの国の診療ガイドラインには、ぎっくり腰を代表とする腰痛が起こった場合は3日以上の安静は良くなく、痛みの範囲内で動いた方が良いとされています。様々な研究結果から、3日以上安静にした人の方が、ふだん通り動いた人よりも、その後の経過が悪いことが分かってきたのです。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170215-OYTET50055/
もちろん無理な動きは良くないですが、「動ける範囲なら、ある程度は動いていたほうが、逆に腰痛の経過は良い」ということが上記の研究からも分かっています。
よって、年齢を重ねるごとに、運動などによる筋肉や血行の維持、骨の老化防止対策を行うことは、腰痛における重要なポイントになってきます。
骨の老化について。刺激によって強くなる?

骨の老化防止対策について、振動マシンと関連している部分があったので言及します。
骨は「刺激を与えることで骨量が上昇する」とのアメリカの研究結果も出ています。
NHKスペシャルで以前、骨について興味深い放送をしていましたので、引用します。
アメリカ、ミズーリ大学のパメラ・ヒントン博士は、骨量が少ない、骨粗しょう症予備群の男性38人(20代~50代)に週3回30分、ジャンプ運動と、筋トレを続けてもらい、骨に刺激を与え続けました。すると一年後、38人中36人の骨量が上昇し、さらにスクレロスチンの値が減少していました。
https://www.nhk.or.jp/kenko/special/jintai/sp_5.html ※スクレロスチンの値が高いと骨粗しょう症の原因となります。
このような研究結果から、骨の老化防止には「適度に骨に刺激を与えること」が重要だということが分かります。
上記のような知識をまず頭に入れてもらって、改めて腰痛と振動マシンについて考察します。
振動マシンに乗ることで腰痛改善に期待できる事とは
振動マシンの効果には、有酸素運動・筋トレ・体幹を鍛える効果があります。
↓はウルトラウェーブ neoという振動マシンの効果の例です。

【Point.1】筋トレ運動
振動することにより筋肉が収縮し、ほぼ全身の筋肉のトレーニング効果が期待できます。【Point.2】体幹運動
振動に耐えバランスをキープすることで、自然にインナーマッスルを刺激。
美しい姿勢を目指すことも可能です!【Point.3】有酸素運動
https://item.rakuten.co.jp/tbsshopping/093787242/
1分間に最大700回以上※の振動が全身の筋肉を絶え間なく動かすことで、立っているだけで有酸素運動に!
※レベル80以上において
よって、腰痛の原因でもある、
「筋肉の衰え」
「骨の老化」
「血行の悪化」
これら全ての原因に対し、効果的に行える運動ということになります。
腰痛持ちだが、毎日運動するのは辛いという方には、こういった振動マシンは楽で効果的に運動が出来る物として、便利だと私は考えます。
腰痛持ち向け。振動マシンの効果的な乗り方・使い方とは?

腰痛持ちの方は振動マシンに乗る時は注意が必要です。
特に痛みを感じた場合は、絶対に無理をしないで下さい。
さらに悪化する可能性があります。
痛みがある程度引いた段階でトレーニングを行って下さい。
あくまで、普段の運動不足やストレッチ(筋肉ほぐし)の補助的な役割で使うことが重要になってきます。
振動マシンは「振動レベルを調節」できるものがオススメです。
調節できないと、振動が強いままで、体に合わない場合があるからです。
最初は振動を最小にして様子を見ながら使用して下さい。
そして、ある程度慣れてきたと感じたら、少しずつ振動を強くして、筋肉と骨を強化していきましょう。
下記の動画のように、振動の調節が出来ない、振動マシンを使っている場合は、下にクッションなどを敷いて、座った状態で足を乗せるのも、振動が弱くなるのでオススメです。
また、このように、クッションを多めに置いて、仰向けに寝た状態で足に振動を与えるのも、血行の促進になりますし、じんわりと筋肉と骨に良い刺激を与えることができます。

筋肉と骨は使わないとどんどん衰えていきますからね。
まずは硬くなった筋肉を振動マシンでほぐして、血行をよくしていきましょう。
このように、マイペースでも良いので、しっかり体に刺激を与え続けることで、筋肉も骨も徐々に強化されていきます。
即効性を求めるのではなく、長いスパンで考えることが大切です。
振動マシンと腰痛について 考察まとめ

というわけで、振動マシンは腰痛に良いのか?悪いのか?という考察でした。
腰痛に関する研究結果や、振動マシンの機能について徹底的に私が調べた限りでは、
振動マシンはどう考えても腰痛に効果的な運動が多い。
と感じました。
もちろん、やりすぎや、やり方を間違えたらダメですが、
適切に振動マシンを使えば、ストレッチや骨粗しょう症対策として、しっかりと腰痛対策になると私は思いました。
特に「振動調節できるマシン」が、かなりオススメだと思います。
というわけで、振動マシンと腰痛について、少しでも参考になれば幸いです。
それでは!
【おまけ情報】今回取り上げた「ウルトラウェーブ neo」について
※ちなみに今回の記事で紹介した振動マシンは「ウルトラウェーブ neo」です。
1~10分のタイマーや、99段階の振動レベルでの調節が出来るので、腰痛持ちの人でも振動を弱くして安心して使うことが出来ると思い、この商品を振動マシンのサンプルとして取り上げました。
中国の会社が販売している「安い振動マシン」と比べると、少し値は張りますが、「性能面や、安全面、保証」に関しては間違いなくオススメ出来る商品です。
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腰痛の方で振動マシンの購入を考えている方は、是非参考にしてみて下さい。
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